マンションと一戸建て

新築マンションを購入する際に支払うものの一つとして「修繕積立基金」があります。これは一回のみで、新築・中古ともに毎月「修繕積立金」を払わなければなりません。大規模な修繕に備えてマンション住民が積み立てていくものなので、不足すると一時金が必要になることもあります。他にもマンションの共用部分の清掃や設備の管理として支払う「管理費」や「駐車場代」なども毎月かかります。

また、一戸建てと同様に購入後は「固定資産税」と「都市計画税」もかかります。ただ、新築マンションの場合は最初に課税された年から5年は固定資産税の減額が受けられます。これらはすべて住宅ローンの返済以外の支払いになるので、毎月のローンの返済額をよく吟味して計画をたててください。

マンションと一戸建て、それぞれに利点があり、魅力があります。金額でいえば一戸建ての方がはじめに支払う購入諸費用が高く、マンションの方が購入後に毎月支払う修繕積立金や管理費などがかかりますが、どちらがいいとは一概には言えません。ただ、その場所に住んでみなければわからないことも多々存在します。マイホーム自体に満足していても、その周りの環境はどうでしょう。近所との人間関係や立地環境、利便性なども、快適に暮らすには重要になってきます。十分なリサーチをおすすめします。

一戸建ての住宅

一戸建ての住宅は新築と中古に分けられ、新築もさらに建売と注文に細分化されます。まずは新築の建売住宅と注文住宅を比べてみましょう。建売住宅の中にはまだ予定段階の場合もありますが、間取りは決まっており、思い通りに変更はできず、できても軽度にとどまります。注文住宅は手間や時間はかかりますが、住む人の希望に合わせた設計ができる利点があります。建売住宅は実際の生活のイメージがしやすい点と、価格が明瞭な点、早く住めるという利点があります。

新築一戸建てと中古の一戸建てを比べてみましょう。住宅本体の価格以外での比較です。購入諸費用の中で、「不動産所得税」がかかってきます。これは、築年数が少ないほど控除額が多く、税額が安くなるので、新築が一番安いです。しかし、新築には水道負担金がかかることも。中古の一戸建てで1981年以前の住宅の場合は耐震診断を。耐震基準が低いから、リフォームの必要もでてきます。

購入後に支払うものは、住宅ローン返済以外にも「固定資産税」と「都市計画税」があります。この税は土地と建物それぞれにかかってきます。築年数が経つほど安くなりますが、新築後に最初に課税された年から3年は建物部分の固定資産税の減額が受けられます。

住宅の購入手続き

物件が決まったら「申し込み」です。物件によりますが、新築マンションなどは購入申込金が必要になってくる場合があります。(これは、売買契約時に手付金に充てられます)そして、同時期に住宅ローンの事前審査を受けてください。実際に住宅ローンを組めるのか、いくら借りられるのかなどの審査が行われ、これに通らないと契約には進めません。それと、消費税が新築のマンションや一戸建ての建物部分にもかかることを忘れずに。

次に「契約」になりますが、その前に「重要事項の説明」を受けて、きちんと把握してから契約に移ってください。ここが重要なポイントです。契約した後にキャンセルすると、契約時に支払った手付金は戻ってきません。場合によっては違約金を払わなければならないことにもなりかねません。売買契約が成立したら、住宅ローンの申し込みも行ってください。後日承認されれば正式なローン契約(金銭消費貸借契約)を結びます。

いよいよ物件の「引渡し」になりますが、その前に残金の決済です。契約時には手付金を払っているので、物件価格から手付金を除いた残りの金額の支払いを。通常は住宅ローンで支払うので銀行で行います。支払いが確認されたら購入物件のカギをもらえます。また、司法書士による不動産の所有権移転登記も行われます。問題なければ入居です。

一戸建てを購入

住宅を購入したいと思い始める理由はなぜでしょう。大抵の人は賃貸住宅に住んでいた人ではないでしょうか。手狭になって引っ越すのをきっかけにという理由もあれば、家賃を払うのと月々のローンの返済額を考えるとそんなに変わらないという現実的な理由、また自分の将来を考えて資産として持ちたい、老後にも賃貸住宅で家賃を払うことへの不安から、などがあるでしょう。しかし、購入するには大金がかかります。買って嫌になったら売却という人もいるかもしれませんが、一般的には無理してでも住み続けてしまいます。そのようなことがないように、十分検討を重ねることが必要です。

「マイホーム」といっても、選択肢がいくつもあります。予算によっても選択肢がしぼられますが、まず情報を集めることから始めましょう。希望する地域を広範囲で決めて、相場を調べてみるのも一つの手です。どのような物件があるかを見ていくうちに、条件やこだわりたいポイントが絞れてくるからです。できるだけたくさんの情報を集めて物件のことを問い合わせてみるとより詳しく知ることができます。

お目当ての物件が見つかったら、見学させてもらいましょう。新築マンションならモデルルーム、一戸建ての住宅や中古のマンションなら、管理会社や不動産会社に連絡して実物を見せてもらう段取りをしてください。百聞は一見に如かず、必ず役に立ちます。少しでも気になる物件は見学を。複数の物件を見ることで、自分なりのビジョンが見えてくるはずです。そして優先順位をつけて後悔のない物件を選んでください。

【参照リンク】ポラス_一戸建ての見学・販売